これ何?「阿部流のまちづくり」川崎市長選への発言

『4候補者が第一声、選挙戦に火ぶた 2009/10/12 カナロコ
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0910120004/
 …「阿部流のまちづくり」を完結したい。』

 これまで「まちづくり」とは住民も含めて意見を出し合い、ただ一つの「正解」を求めるのではなく、多くの住民の「納得解」を目指すものと考えていた。
 だから、「誰々流のまちづくり」などという言葉をはそもそも聞いたこともなく、聞いたら筆者は「傲慢さ」を感じていたであろう。
 あり得ないとの感覚であるからだ。しかし、そう考えない市長が身近にいたのだ!あくまで自己流に固執する人のようだ。
「人が何を考えているかはアキュートな状況になって始めてその人にもわかる」とは確かマックス・ウェーバーの言葉だったと思う。選挙こそは政治家にとって身が細る環境である。ふとした一言がその人の考え方を露わにするにである。

有権者から注文続々 2009/10/12 カナコロ
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0910120005/
 「武蔵小杉駅周辺の待機児童の問題は深刻」と語るのは中原区に住む保育士の女性(24)。「再開発という観点だけでなく現実的なことに目を向けてほしい。…』

 「阿部流のまちづくり」?が展開された武蔵小杉駅周辺の実態を言っている。超高層マンションが幾つか建って、一日中、日の照らない場所を歩いたことがある。ビル風が吹き抜け身も心も寒さをひしひしと感じる。
 ハゲタカファンドが投機目的で多くの部屋を買い占めているとの噂は色々な人からも聞くところである。日常の生活を送る住環境だろうか。

 市議会6月定例会においても「人口増加」のため小学校の30名少人数学級がなかなかできない。ようやく1年生はできたという。是非もっと展開したいのだが、難しい…真摯な教育長の答弁からため息が漏れ聞こえてくる。

 「阿部流のまちづくり」が完結するあかつきのはどうなっているのだろうか。少し落ち着いて4年先を考えてみれば良い…