川崎市長選 民主党の独自候補が絞られ始めた!

川崎市長選の候補者として民主党の地方議員から選ぶとすれば誰であろうか。

県議会についてはまったく知らない。しかし、プロフィールから若手は以下の2名。
麻生区・吉田議員(37)
宮前区・福田議員(37)
中原区・滝田議員(36)

一方、市議会では高津区・岩隈議員(35)がいる。

以下にようにブログで主戦論を公にした頼もしい一期生である。この2年間で優れた質問をするように成長し、特に地下鉄建設問題では「住民投票」を一般質問で正面から展開し、それによって腰が引けていたと思われる民主党議員全体を叩き起こし、その後、代表質問までもっていった手腕は見事である。
http://blogs.yahoo.co.jp/chihiro1890
「…官僚出身の現職阿部市長と共産党系列の候補者お二方だけでは、前回4年前の選挙の二の舞です。岩隈は、みなさんにきちんと選択肢をご提案することが、今後の川崎市の発展になると確信するとともに、政治家としての責任だと自負しておりますので、その方向で行動しております。
もし、私の力が至らなかった場合には、私は巨大な組織と権力に負けたと自らのふがいなさを猛省しなければいけません。…」

以下の報道では宮前区・福田議員(37)が有力だという。

先ず必要なことは阿部市長を民主党の候補者としないことである。何故なら、すでに自民党との政策協定を結ぶまでに進んでいるからである。ここで民主単独といっても市議会の仲良し3会派での水面下協定で進めていると受け取られてしまうのは必至である。

ともかく、民主にすり寄る阿部市長の姿勢を市民からみれば3選狙いだけのセコさが丸出しで、その権威はまったく地に落ちたと言って良い。

ここまで来ると、自民へは推薦を断わることを表明したのであるから行き場がなくて、突然の不出馬表明も有り得るのではないか?特に最近の阿部市長の市議会での対応をみていると、孤独とその裏返しの独善の傾向がみられる。
異例!川崎市議会、阿部市長が民主・雨笠議員の質問に答えられず…翌日再質問に!
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20090702
びっくり!川崎市議会での阿部市長の不規則発言
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20090616

今回のことも対象とする相手の気持ちを考えられずに焦って判断したきらいもある。

民主の福田県議が浮上/川崎市長選 2009/09/09 カナロコ
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivsep0909210/

 任期満了に伴う川崎市長選(10月25日投開票)で、民主党の福田紀彦県議(37)=川崎市宮前区選出=が8日、候補者として浮上した。同党関係者によると、同県議の擁立を求める声が地元で上がっているという。

 福田氏は川崎市出身で米ファーマン大卒。松沢成文知事の衆院議員時代の公設秘書を経て、2003年の県議選で初当選を果たし、現在2期目。

  民主党県連は自民、公明両党と相乗りをせず独自候補を擁立する方針を決定。9日まで自薦・他薦を問わず立候補希望者を募っている。民主党県連関係者によると、8日までに阿部氏を含め複数が名乗りを上げているという。