川崎市長選 阿部市長、民主党へ擦り寄る?!

一昨日の本ブログで示したように、9/5付けの新聞神奈川版は一斉に「川崎市長選、民主は独自擁立へ」を報道した。
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20090905/1252114951

そのなかで、朝日に笠・民主党神奈川県連会長が「市議団が出したマニフェストをしっかりと尊重し、実行してくれる人」と書いていた。おっ、民主党はいよいよ阿部市長と決別することを宣言したのか!こんな感覚で読めた。

地下鉄建設では民主党マニフェスト重点10施策の第9に「住民投票による市民合意」が掲げられている。
先の6月定例会でも民主党は代表質問の中でここことを糺した。しかし、阿部市長は素っ気なく「事業化に向け取組んでいるので、改めて賛否を住民投票にかけることは考えていない。」と答えている。

ところが今日の朝日では一転して阿部市長は「民主党の単独推薦を受けたい。民主党マニフェストを載せても良い。」と答えたことになっている。

これでは阿部市長は自らの三選のために、市議会での答弁を覆すことになる!?市長としての鼎の軽重が問われるところである。

橋下大阪府知事流に言えば「ウソツキ!ウソツキ!ウソツキ!」になるところ、この発言には市民の反撥も強いであろうから阿部市長の三選はこの発言で大きく揺らぐことになる。

ここで大切なことは民主党がしっかりとした候補者を立てることである。
この状態で阿部市長と組めば共に支持を失うことは確実である。