川崎市長選 10/25 民主党は独自擁立へ

当然の帰結でもある。
川崎市最大の問題である「市営地下鉄建設問題」について民主党と阿部市長はアプローチで決定的に違っている。民主党は「住民投票」にかけることを提案し、阿部市長は「決めたことだから住民投票にかけることなどは必要ない」。
これはアプローチだけの問題ではない。税金を何に使うかの問題である。民主党は今回の衆院選挙のマニフェストにもあるように、子育て、福祉、医療など、生活に直結したライフサイクル施策を重視する立場にある。一方、阿部市政は数値合せにこだわる財政改革の立場から切り捨て部分が出ることやむなしの施策を遂行している。
更に最近の川崎南高校の跡地問題。それも先ず取り壊しにおけるアスベスト問題で民主党市議団は住民側に立ち、調査を要求している。

従って、笠県連会長の次の言葉は重要である。
「市長は大きな権限を持っており、私たちと政策を共有する市長を立てたいのは自然なこと」「政権与党になった民主党の政策を共有できる市長を誕生させたい」

市長選 自公との相乗り回避 民主、独自擁立へ カナロコ 2009年9月5日
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivsep090976/
市長選 自公との相乗り回避 民主、独自擁立へ Tokyo Web 2009年9月5日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090905/CK2009090502000062.html
市長選民主、独自候補擁立か(2009年9月5日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20090905-OYT8T00124.htm