情報の編集・循環と政策の形成〜川崎市議会改革チャレンジ案(2)〜

川崎市議会の情報開示は様々におこなわれている。しかし、開示方法が(1)時系列、(2)議員個人中心による、の二通りだけである。
そこで、政策中心に編集した「議会白書」を各議会終了後に作成し、開示することを提案する。

住民を対象とした「議会報告会」を各区、複数の場で、少なくとも年1回開催する。その際、「議会白書」をベースに議員が報告し、その内容について市民と討論を行う。

情報を「市民への報告」をモチーフにして編集し、読まれ易くする。更に、討論の結果も編集され、情報として循環する。議会から行政へも報告されるはずであるから、その結果によって新しい施策が誕生することも考えられる。

以上に述べたプロセスを情報の編集・循環による政策の形成と捉えることができる。