住民の勝利、川崎市高津区マンション建設でアセス逃れを許さず


 別の例を以前に書いている。

 川崎市、調停勧告不受諾を公表、トナミ運輸増築工事
  http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20080710

 これは筆者の近所の話である。場所もよく知っているし、反対運動をしている友人もいる。反対の旗が周りの家に軒並み立ててある。

 もとニコン社宅でそれは全部取り壊されて、現在、
 マンション業者はゴールドクレストが開発中である。

 全くセコイことをするもので、噴飯ものである。先般の「高津区選出川崎市議会議員と語る会」でもテーマの具体例として出されている。

 以下、新聞記事である。

川崎市が環境アセスの規則改正へ/「アセス回避」防ぐ
政治・行政 2008/08/25 カナロコ

 川崎市は年内にも市環境影響評価(環境アセスメント)に関する条例の施行規則を改正するため、改正案について市民の意見を募集している、同一敷地を分割して「アセス逃れ」をする場合には、2000年から合算する規定があるが、もともと分割されている隣接の敷地でも一事業者が開発する場合は、一定条件のもとで条例を適用できるようにする。
 同市高津区で四地区に分かれた敷地(合計1万1千m2)を取得したマンション業者が、最も離れた飛び地の二地区で先行的にマンションを建設しようとしたのが改正のきっかけとなった。
 アセス対象となる最小のマンションの規模は敷地1万平方メートル以上または居住人口が300人以上。2000年の条例改正で一業者が手がける10m以内の隣接地の場合は、合算して面積か人口要件に当てはまれば対象にできるようになっていた。
 しかし、高津区の4地区はもともと幅員5〜10mの道路があり、業者は4地区の中で最も離れた2地区に、それぞれ居住人口150人程度のマンションを建設する計画を示し、残る2地区は2年以上を経て事業に着手するとしていたため、アセス条例に該当しなかった。
 この計画を知った住民や議会などから「アセス回避だ」「アセス逃れではないか」との指摘があり、市は改正について審議会に諮問。「早急に有効な抑止策が必要」との答申を受けたことから規則改正への手続きを進めている。
 市民の意見募集は9月16日まで。内容は市のホームページ(HP)や区役所・支所で閲覧できる。意見投稿はHPからのほか持参、郵送も受け付けている。

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