川崎市におけるマンション建設と周辺住民


高津区選出市議会議員と市政を語る会を08年5月24日(土)におこない、ようやくそのまとめに取りかかっている。

 やり方は以下である。
 1)事前回答をもとに議員の補足説明
 2)会場からの質疑と議員の回答
 3)重要論点を絞って更に質疑回答

 テーマは4つあって、そのなかの一つはこれまでずっと川崎市の大きな問題である  
「マンション建設と生活環境への影響・・・まちづくりの展望・議会の課題」。

要点まとめ
1)住民側の「請願」が可決されても法の壁を動かすことは難しいことを確認。
2)地域住民で協定(法的拘束無)の動き、行政も動く様子、先ず意思表示による抑止力。
3)今後の課題:ベースは地域住民としての考え方、議会の基本的役割はルール作りであり、「条例の上書き」を実現する。

 こんな風に議論が進んだ。これまでこの種の議論は1)でストップし、「行政がもっとしっかりやらないのはけしからぬ」という議員と市民の唱和で終わるのが定番だった。

 これを克服する議論をしたわけで成功したと考えている。これは市民のなかでまちづくりの活動をされている方がいて始めてできることである。

 問題は今後、議会が本気で市民とコラボするか?その意識改革が初めの一歩である。

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