「川崎市住民投票条例市長案」、神奈川ネットは反対でした

 住民投票制度は必要との立場から「反対」。
 現状は住民への制度の周知と住民を含めた議論が不足。


 筆者自身、本会議は西総務委員長(民主党)の委員長報告を聞き、それに対して佐々木議員(神奈川ネット)と猪股議員(無所属)の質問までは聞きましたが、自分の時間もそこまでで退席しました。

 採決は当然、自民、民主、公明で市長案+付則を可決、共産党と猪股議員の修正動議を否決は判っていましたが、ネットの態度が気になっていました。ネットのHPを見て確認できました。
 考え方は筆者の陳情に近い処です。

川崎市神奈川ネット(佐々木議員、山口議員の2名)のHPより

『議案第74号「住民投票条例」について
 6月19日採決となりました議案第74号に神奈川ネットは反対致しました。』
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~kawasaki_net/index.html

以下、概要(筆者要約)

 住民投票制度は市民自治を拡げるための道具として必要。
市長・議員の意思決定と市民の意思に相違のある課題が出てきてもおかしくない。
 単一課題だけでは市民の持つ市長リコール権や議会解散権を行使することも難しい。
 
 従って、住民投票制度は有効、議会でも更なる議論の拡大に寄与、議会軽視にはならない。

 住民投票制度の議論が、市民の間で活発に行われているとは言いがたい。
 今議会へ請願3件陳情10件が提出され、制度の周知と議論が不足の現状を訴える。
 議会と行政だけが議論をして決定する施策ではなく、市民間でもっと議論すべき。

 総務委員会の審査の中での上記議論についての委員長報告も不十分。

 「住民投票制度」についての議論をこれからも、繰り広げることが必要。
 今議会に提案のありました住民投票に関する全ての案件に対して反対。

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「ちょっとマッタ!川崎市住民投票条例・市長案」

 “6月16日(月)、総務委員会で継続審議ならず、
           原案+附則 可決
  6月19日(木)、本会議でに可決
  但し、疑問が更に続々、深まるばかり”

 「川崎市議会への関心を広げる市民の広場」
   http://www.k4.dion.ne.jp/~kmk-head/
  詳しくは、
   http://www.k4.dion.ne.jp/~kmk-head/01_jyuuminntouhyou.html
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