「住民投票制度・付則に『見直し』加え可決/川崎市議会」東京新聞

住民投票制度　付則に『見直し』加え可決　川崎市議会総務委　市民の請願は不採択
2008年6月17日　東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20080617/CK2008061702000129.html

　川崎市の住民投票制度で、市議会総務委員会は１６日、選挙と同日投票とした市条例案について、自民、民主、公明が、付則に「市による見直し」条項を加えた修正案を共同提案し、賛成多数で可決した。しかし、見直し時期などは明記していない。

　条例案の見直しなどを求めた請願・陳情１３件は、条例案が可決されたため、実質的な審議をせず、賛成少数で不採択になった。傍聴していた市民約３０人から「住民投票の審議で、住民の声を無視するのか」と批判の声が飛んだ。

　『しかし、その前に委員会の委員ではない猪股議員（無所属）から委員会における発言を求めたことに対して、共産党以外は拒否をして結局実らなかった。』

　『昨日書いた“1.1元代表制における議会の悲哀”は以下のことである。質疑をしてもそれを修正に結びつけることが出来ないのが1.1元代表制たる所以である。』

　議会の代表質問や委員会質疑では、可決に反対した共産以外にも自民、民主の議員から条例案について
　▽住民発議（請求）の内容が市政の重要事項に当たるのか、
　　市長が署名活動前に行う審査
　▽選挙との同日投票による選挙への影響と選挙期間中の住民投票運動の禁止
　▽投票率などの投票結果の成立規定がない

　−など疑問の声が多数あった。だが、質疑の内容は、修正案に反映されなかった。
　
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「ちょっとマッタ！川崎市住民投票条例・市長案」

　“６月１６日(月）、総務委員会で原案可決、
　　但し、疑問が更に続々、深まるばかり”
　
　「川崎市議会への関心を広げる市民の広場」
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