川崎市住民投票条例・市長案の審議決着


“1.1元代表制における議会の悲哀”とでも言う他はない決着(採決)であった。

 審議は6/13(金)の午後1時45分から始まり、議案及び請願・陳情13件をまとめて紹介し、同時に進められた。途中休憩を挟んでその日の午後6時まで審議をおこなう。
 本日6/16(月)午前10時から再開、昼休みを挟んで午後6時過ぎに各会派での相談に入り(休憩)、8時15分再開、若干の質疑の後、採決に入った。

 自民、民主、公明、共産の各会派のなかで共産を除く三派が共同修正案を提出。
 
 先ず、共産の継続審議が「否決」され、

 次に三派共同修正案、実は市長案は変えず、附則として「適当な時期に適当な措置をする」をつけるという単なる見せかけ案が結局可決された。

 最後に修正案を除いた市長案が可決された。

 長時間審議の中で自民、民主、共産が市長案の問題点を厳しく追及した。
 共産がその追及に沿って継続審議を主張したのは論理的にいって納得いく判断であった。
 
 しかし、自民、民主は追及したものの、疑問に納得したわけではなく、考え方の違いを修正案として提示したわけでもなく、すべて意見として止めただけであった。そして殆どだんまりを決め込んだ公明と結論は全く同じであった。

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「ちょっとマッタ!川崎市住民投票条例・市長案」

 “6月16日(月)、総務委員会で原案可決、
  但し、疑問が更に続々、深まるばかり”
 
 「川崎市議会への関心を広げる市民の広場」
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