現代高齢化社会における“養老の滝”環境


 先の日曜日、久々にシニアサッカーに参加した。60歳以上といっても皆さん元気に走っている。そこで聞いた話であるが、リタイアすると、平日でも練習ができ、走るだけであれば毎日でもできる。そうすると、中高校生のクラブ活動みたいになり、年と共に若返ってくる感じだというのである。なるほど、…


 先に、これも人に聞いた話として、現在、日本で100歳以上の方は3万人。30年後は統計的推計によると、60万人になるらしい、と書いた。
2008-03-24 30年後 日本の人口と自治
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20080324


 この両方の話をぼんやりと思い浮かべて考えているとき、ふと思い出したのが、昔話の“養老の滝”である。ひとしきり隆盛を誇り、どこの駅周辺においても必ずあったチェーン店の飲み屋ではない。若返りの滝の水をおじいさんとおばあさんが飲んで赤ん坊になってしまった話である。


 現代の検診技術、予防医学をベースにして本人の自覚による節制した習慣と周囲環境をもってすればこの世の中が“養老の滝”化していくことは必ずしも望めない話でもない…のではないかと。


 但し、これは相当な「格差」をもって表れてくるのは必然であることは直ぐに判る。しかし、この格差は必ずしも「金」によって決まるわけではない。何故ならばこれまでの長寿の方は節制した習慣、良好な家族関係によってもたらされている印象をもつからである。


 現代における“養老の滝”環境は、あるや?なしや?


開催案内 「高津区選出市議会議員と市政を語る会」
   月日 5月24日(土) 10:00ー12:30
   場所 テクノかわさきホール http://www.city.kawasaki.jp/guide/public/si32.htm#103_34
    (JR南武線 武蔵溝ノ口駅下車 徒歩5分 )

    主催 高津区・市政を語る会実行委員会
    〜どなたでもお気軽に参加下さい〜