高いバーを課すフィンランド教育〜ツルネンマルテイ参院議員講演〜
昨日、ツルネンマルテイ参院議員の講演「有機農業と教育・福祉を語る」を聞いた。詳細は別途書くときがあるかもしれないが、ここでは教育について筆者が質問したことだけ記載する。
ツルネンマルテイ氏は Nobody is like you が教育もモットーであると述べた。そして、大学へは入りやすいが卒業しにくいと述べた。筆者は特に全社については質問しなかったが、フィンランド教育の例えば大学卒業に課せられる評価基準について質問し、そのバーが共通で非常に高いものであるとの回答を頂いた。
筆者が聞きたかったことは、
「“Nobody is like you” と“評価基準が共通で高いこと”とはセットである」
ということだった。
これが有る故に自由であるがその自由を勉学に振り向けることが可能になる。日本では口当たりの良い「Nobody is like you」だけが喧伝されるが、「卒業のバーが共通で高い」ことについては議論されていない。
本ブログの題目予定
「有機農業においては農薬は悪か」
「社会保障とライフサイクル政策」
「高いバーとしての優れた議会質問の探索」