先生と呼ばれるほどバカじゃなし


大学の4年生で卒業研究に入った研究室で、その親玉の助教授の方を「M先生」とお呼びした処、「研究室の皆さんは先生とは呼ばないのですよね〜」とおっしゃった。「何とお呼びするのですか?」「みんな、Mさんと呼んでいます。先生と呼ばれるほどバカじゃなしと言いますよね」とおっしゃった。


なるほど、その先生は親が寿司屋をやっていて高校を卒業したら丁稚に行く予定だったが、回りが簡単に受験するのをみて大学受験したそうだ。


店屋をやっていればそうかもしれないとその時考えた。