川崎市「行財政改革」を視る眼1 〜改革の姿勢〜

川崎市行財政改革」を視る眼1 〜改革への諸段階〜

 川崎市の行政計画書である「新総合計画」及び「行財政改革プラン」が次年度更新にあたるため、それぞれの新計画素案が開示され、パブリックコメントが募集されている。“市議会の政策を検証する”ためにもこれを読み込むことは必須であり、また、丁度良い機会でもある。


筆者自身は行政に係わったわけでもないし、研究をしたことがあるわけでもない、ただの一般市民である。ここで必要なことは、市政全体が良く判らず、時間も少ない、一般ピープルとしての市民が、数少ない情報で、膨大なバックグラウンド資料も含む「行財政改革」をどのように判断するのか、その判断基準を設定しておくことである。そうでもしないと、象のどこを撫でているのか全く判らぬ状態になるからである。


そこで一般市民としての筆者の判断基準を以下に示してみよう。川崎市に限らず、最近の地方自治体が「改革」と称するアクションをその内容によって峻別する必要がある。
実際の改革から遠い順に、以下である。

         法規遵守
         綱紀粛正
         体質改善
         業務改革

 大阪市の職員厚遇問題を巡り、市民グループ「見張り番」(松浦米子・代表世話人)が住民監査請求を行った(2005/4/23)。この問題に対する市民からの初めてのアクションである。その後の経緯も含めてこの問題などは、法規遵守、綱紀粛正、体質改善の三つが含まれている酷い問題である。 


旬の話題 「川崎市・自治体」 最新ニュース

07/10/22 法人2税見直しは「毒まんじゅう」 5知事が反対声明

コメントはお気軽に→t_yoshii@hotmail.com へ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こちらもごひいきに
 ホームページ「川崎市政への住民参加」
 メールマガジン「探検!地方自治体へ」

川崎市議会マニフェスト・公約を検証する市民の会」
 メンバー募集!関心をもたれている方、t_yoshii@hotmail.com へ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー