川崎市議会の情報開示及び市民参加に関する提案

川崎市議会の情報開示及び市民参加に関する提案」を「市長への手紙」として提出した。


 そこにも書いたが、これは議会の問題である。議会は住民代表として市長と肩を並べる存在である。従って、本来は「議長への手紙」であるべきだ。しかし、公的なルートは作られていない。


 今回の特長は、いくつかの都市について調べ、規模が似ている(7区、議員63名で川崎市と同じ)福岡市をベンチマークの対象としたことである。


川崎市議会・議会事務局として実行可能と思われる以下の事項について提案する。
1)議会会議録を1ヶ月以内に速報としてHPに掲載する。
 (各議員の質問項目を合わせて別途一覧表として開示する)
2)常任委員会及び議会運営委員会議事録を1ヶ月以内にHPに掲載する。
3)他に全員協議会等があれば、上記委員会と同様の取り扱いをする。
4)請願・陳情の提出者に冒頭説明・途中コメント等の発言機会を設ける。


 今回ベンチマークに利用した、
 福岡市HP http://www.city.fukuoka.jp/index.html 
 市議会HP
 http://www.city.fukuoka.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_Template=AC02022&Cc=7d6411116 

 このなかで、市議会HP右上の「市議会★情報ボックス」は他の都市にもないユニークな試みとの説明を市の職員の方から聞いた。
 確かに欲しい情報が全体として集まり、市政と市議会との連携等に関心をもつ市民にとって、貴重な「資料館」の役割を果たす。川崎市も参考にして同じようなことを構築して貰いたい。また、職員の方に教えて頂いた内容として、
1)議会会議録
 今年度からは、1ヶ月以内に「速報版」をHPにアップ。議会の記録は、その性格から作製より校正に人手がかかり、「速報版」が有効である。
2)常任委員会及び議会運営委員会
 紙ベースでは「議会月報」に掲載、1月分の各委員会記録を翌月末に発行。(最短1月、最長2月)その後、HPにアップ。
3)全員協議会自体ない
4)請願・陳情提出者の発言機会
 委員長の許可を得て実施。申し出があれば許可されるのが通例。


 なお、筆者は自治体学会会員であり、先般、舞鶴大会において「市民の議会は可能か」の討論者として参加し、多くの自治体職員と交流した。本件についてもこれらの方から貴重な情報を頂いている、深謝!更に、代表運営委員の廣瀬克哉法大教授から直接頂いた情報であるが、自治体議会改革フォーラムで行った実態調査の結果]が掲載されている。
 http://www.gikai-kaikaku.net/status.html


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