韓国雑感１ 〜テジョン 筑波的新市街地〜

昨日、一昨日と一泊で韓国へ出張した。何回続くか判らないが、続けてみよう。

新幹線に乗ってソウルからテジョンへ行った。乗っている時間は約１時間。フランス方式とのことで乗り心地に関心があったが、日本よりも揺れが少し大いと感じた。車両の幅が韓国の方が少し狭く、そのせいかもわからない。駅は何となくヨーロッパを思わせるような作りで堂々としている。

テジョンの新市街はは日本で言えばつくば学園都市である。駅近くの旧市街は旧い町並みである種の親近感を感じるが、川の向こう側に並んだマンション群は全く人工的な造られた町である。

こういう形で一つの市を運営していると、所謂「南北問題」が発生しないかと、心配する。日本はニュータウンといわれているマンション群のエリアはあるが、概して町中で共存しているのが普通である。ここに、自然的に形成されたやや猥雑で、秩序はあるが雑然とした我が町ができているようである。

川崎市は若干南北問題があるように思える。もともと、川崎市が現在のように、多摩川と南武線に沿って細長くある理由はどこにもない。それぞれ横浜市の一部と合体して新たな市を構成しても良いはずだ。こういう視点を加味した議論はまだ起こっていない。

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