「民」から「人」へ 〜哲学者・今道友信氏の提案〜

哲学者・今道友信氏は世界的な哲学者である。「民」から「人」へとの氏の提案は、日本人の創造性を高める方法論である。
(『現代日本人の創造』今道友信「夢と遊び」(岩波書店)所収)


氏は、「民」とは甲冑文字で目を刺す形であり、盲目になることを意味していると言う。。そう言われると右の斜め棒はそのように見える。官民の世界においては、「民」は盲目に官に従っていれば良いということになる。


盲目と言えば、近松門左衛門の「出世景清」を思い出す。景清に迫った阿古屋、自ら眼をえぐり取った景清、この鮮やかな人間像は小学校時代に読んだが、今でも新鮮である。


ところで、これに対して氏は、「民」ではなく、「人」を使おう、と提案されている。

そういえば、
源平時代の武士の名乗りは住人であった。やあやあ、我こそは武蔵の国の住人…、少しグーグルを調べたら『三浦の住人・石田次郎為久は「木曾殿の御首級を、われ揚げたるぞ!」』との一節が平家物語に有るという。


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