ニセコから「協働」の文字が消える


河北新報 特集「変えよう地方議会」から

第7部 かすむ、みがく
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/cat614/

(1)対抗/官民「協働」に戸惑い(2010/04/26)
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2010/04/post-63.html

 住民自治のお手本とされてきた北海道の町から今春、「協働」の文字が消えた。町長は「言葉の使われ方に違和感がある」と語る。こうした重い問い掛けを顧みることもなく、東北各地で住民と行政による協働のまちづくりが花盛りだ。第7部のテーマは「かすむ、みがく」。住民と手を結ぼうとする執行部。自ら立ち上がる住民たち。

片山健也町長が語る。
 「『協働』が住民と行政の対等なパートナーシップという意味で使われるのには違和感がある。主権者である住民と、住民の意思に基づいて働く役場が対等なはずがない。役場は住民に責任を転嫁するために協働を言い訳にしてはいけない」