川崎市長選 フロンターレ戦の熱気の影に〜『市政はそこそこ』の選択〜
等々力の歓声とケーキの祝福から少し離れれば、
看板に貼られたポスターと川崎市のムービーPRの中から
願いを裏切られた「アッキーナ」の声が虚しく響いてくる。
http://www.city.kawasaki.jp/91/91senkyo/home/shichou/movie.html
『10/25 川崎市長選挙
あなたの一票、
大っき〜な一票!
積み上げようあなたの声も。』
投票率は36・09%、前回を0・23ポイント下回った。
当選した阿部氏の得票数14.6万はわずかに有権者の“13%”。
8名に1名の支持である。
福田、原、岡本各氏の得票数合計24.5万を大きく下回っている。
川崎市民は「総体の意思」として
どの候補も掲げた「子育て支援」「高齢者福祉」を充実させ、
『日本一でもオンリーワンでもなく、
“ そこそこ”のレベルで生活環境を整えて欲しい
日本一の興奮は、
「たかがスポーツ・されどスポーツ」
の範囲内でフロンターレにお任せして…』
と選択したかのようである。