川崎市の保育所待機児童、2年連続増加

 川崎市は2年前までに保育待機児童ゼロを掲げたが、達成できず、あえなく再度計画を策定。これを「緊急5カ年計画」と呼んでいる。
 本来、緊急であれば1年計画であるべきだが、大幅な見込み違いで施策がまったく追いつかなかったことを示している。その「緊急」計画も怪しげな気配を漂わせてきている。

2009/06/02 カナロコ
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivmay0905927/

 川崎市は2日、4月1日現在の市内の保育所待機児童数が2年連続で増加し713人に上ったと発表した。(前年比130人増)。
 現在の基準で待機児童の算出を始めた2002年度以降、2番目に多い数となった。背景には、市内での人口急増や経済不況による共働き家庭の増加があるとみられる。
 利用申請者数は09年度に大幅に増加しており、同市担当者は「中原区周辺の再開発などで人口が急増している上、経済情勢の悪化で共働きを余儀なくされる家庭が増えていることが背景にあるのでは」と分析している。

 但し、公平?のために言っておけば、横浜市も…
  まあ、目くそ、鼻くその類になるが、…

保育所待機児童、3年連続増の1290人/横浜市 新設も追いつかず
2009/05/19 カナロコ
 横浜市は19日、4月1日現在の保育所待機児童数が3年連続で増加し1,290人に上ったと発表した。中田市政がスタートした2002年以降最大の数で、待機児童解消の難しさが浮き彫りになった。08年度は保育所18ヶ所を新設し、定員も1,298人増やしたが、入所申し込み者数はそれを上回るペースで増えた。