自治体議会改革 新たな方法「議会モニター制度の導入」

論点の一つに「議会モニター制度の導入」がある。筆者が感じているのは「行政・首長」を監察するのは議会であり、他にも広聴制度がある。

しかし、議会を監察する制度は何もない。“お山の大将俺ひとり”の世界である。今回の議会のあり方検討プロジェクト」の非公開問題で痛切に感じた処である。

そこで考えたのが「アドバイザリーボード」制度である。

考え方が似ているので心強い限りである。


議会改革状況(論点整理&事例集)
http://www.gikai-kaikaku.net/gikaikaikaku-info.html
(参考:議会モニター)

『例えば、鳥取県岩美町議会は住民から公募する。』

鳥取県岩美町議会
※活性化への取り組み
「議会モニター制度の設置」
 議会の活動状況等について広く住民から意見や感想・提言を求め、住民により開かれた議会、身近な議会とするために設置した。町村では、全国でも初めての取り組みである。モニターは公募し、現在4人に委嘱している。期間は、平成16年10月から1年間。意見や提言は、年に2回程度文書で提出するほか、議会(議長、副議長等)と意見交換を行うことにしている。

三重県四日市市議会(2004年度から)

愛知県北名古屋市議会
北名古屋市議会モニター設置要綱(平成20年7月1日)

『初めて議会基本条例を制定した栗山町は早くも改正、これがモニター制度の導入である』

北海道栗山町議会(議会基本条例の改正で追加/2008年04月01日施行)
(議会モニターの設置)
第13 条 議会は、円滑かつ民主的な議会運営等を推進するため、議会モニターを設置するものとする。
2 前項の議会モニターに関し必要な事項は、議長が別に定める。


メルマガ 探検!地方自治体へ 第76号 09/01/13
 http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/ine_mm.html
 報告:「議会基本条例」に関する川崎市議会議員へのアンケート