「議会基本条例」に関する市議会議員へのアンケート結果

 川崎市議会での非公開審議により、市民への情報が遮断されている。少しでも風穴を開けるように本アンケートを試みた。

対象  「川崎市議会議員 63名全員」

  趣旨  「議会基本条例」について議会の考え方を知る

  内容   「議会基本条例の有無」、
「非公開の是非」、
「市民参加の考え方」

  回収状況  回答数 26名(議員数 63名) 40%

  回答数/議員数  共産党 10/10  自民党 7/18
           民主党 6/18 公明党 1/12
  ネット 1/2 無所属 1/1

「質問と回答の概要 (自由記入欄も有り)」
 質問1 「議会基本条例」の制定は必要ですか
  1.必要である 14  2.必要ない 0  
3.その他(具体的意見)12

 質問2 「議会のあり方プロジェクト」は非公開、是非は?
  1.公開にすべき 12  2.非公開で良い 10
  3.その他(具体的意見)4

 質問3 検討過程で市民への説明等必要ですか
  1.必要である 17  2.必要ない 3
  3.その他(具体的意見)7

 質問3で「必要」と回答 どんな方法が良いか選択して下さい
  1)パブリックコメント 14  2)各区での説明会 12
  3)HP掲載 12  4)出前委員会 2  5)その他 1

結果のポイント

 共産党、無所属・猪股議員、自民党・清水議員は「公開」を主張、
 議会が一枚岩でないことが判った。

 即ち、「非公開」を主導したのは当然ながら自民・民主・公明各党である。

 また、「議会基本条例」のあり方及びその内容については
 多様な意見があることを窺わせる結果が得られた。