川崎市議会で可決、市と土地開発公社の土地売買

 どうして売買になるのか考えてもよくわからない。
 「三方一両損」という話が確か井原西鶴にあったと思うが、あれも三方が公平だかよくわからない。そんなたぐいであるが、こちらは現実の話である。

議案第151号 水江町産業活性化・企業誘致推進事業用地の取得について H20.12.12 原案可決(共産党反対)
http://www.city.kawasaki.jp/council/kaigikekka/gian_2005/pdf/gian_151.pdf

地域再生法に基づく地域再生計画として認定された「川崎市企業誘致・産業立地促進計画」に基づき、国の財政措置を適用し、公有地の有効活用を行うことにより、活力ある産業の集積を促進するため、次のとおり不動産を買い入れる。

買入れの相手方 川崎市土地開発公社 55,621m2 42万円 237億円

ところで付帯決議がついている。

「議案第151号 水江町産業活性化・企業誘致推進事業用地の取得について」
に対する附帯決議案

 土地開発公社の一層の経営健全化を進めるとともに、市及び公社が先行取得し、保有している用地については、過去の検証を踏まえ、毎年度、現況等の情報について、公表すること。

 この程度のことで済むのか?阿部市政ではなく、その前の革新市政の大きな負の遺産である。


川崎市議会への関心を広げる市民の広場
川崎市議会基本条制定へ向けて」
http://www.k4.dion.ne.jp/~kmk-head/02_00_gikaikihonjyourei.html
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