武蔵小杉新駅への事業費追加は必要か?議会で議論を!


 ハコモノ公共事業には追加がつきものである。武蔵小杉新駅は典型的なハコである。有れば便利、なくてもどうにかなっている。
 しかし、ライフサイクル施策の費用が益々嵩むなかで、50億円の追加投資を易々と決めて良いものか。議論が必要である。

JR横須賀線武蔵小杉新駅・正式開業が一年遅れに
2008/10/22 カナロコ
 JR横須賀線武蔵小杉新駅の正式開業が当初予定の2010年3月から約1年遅れることが、22日分かった。鉄道工事の遅れなどの影響だが、周辺の開発は予定通りの開業を前提に進んでいる。このため、川崎市JR東日本は約50億円をかけて新駅のホームや連絡通路などを暫定的に整備、とりあえず10年3月に仮オープンさせる考えだ。
 市によると、横須賀線と近接する東海道新幹線の線路をずらすなどの鉄道工事を行うにあたり、新幹線の安全運行を優先するために工法を一部変更する必要が生じたという。その影響で全体の工事スケジュールに遅れが出ており、新駅のホームや南武線武蔵小杉駅との連絡通路の整備が間に合わなくなったとしている。
 一方、新駅周辺では、10年3月開業を前提に商業施設やマンションなどの建設計画が相次いでおり、「開業が延期されれば市内経済に悪影響を与えかねない」(市まちづくり局)状況だ。
 このため、市は「予定通りに開業することは使命だと考えている」(同局)として、正式開業ではないが、予定10年3月に新駅を仮オープンするため、仮設のホームやホームの屋根、連絡通路などを造ることを決めた。
 新駅の総事業費は176億円を予定していたが、仮設ホーム整備に加えて材料費の高騰なども見込み、市とJRで約50億円規模の事業費を追加する。

************ お知らせ *************

「パネル討論会」〜川崎市多摩区・磨けば光る多摩事業〜
テーマ「あなたが求める市議会とは〜議会改革へ向けての市民の役割〜」

日時 10月31日(金)18:30ー21:00 入場自由・無料
場所 川崎市多摩区役所 6F会議室
   小田急線向丘遊園前駅下車5分 南武線登戸駅下車 10分
主催 多摩区選出議員と市政を語る会(実行委員長 木村功

パネラー(敬称略)
 相模原市 相模原市議会を良くする会 赤倉 昭男
 小平市  政治・知りたい、確かめ隊 森野 やよい
 多摩市  市議会ウォッチングの会  神津 幸夫
コーディネーター
 川崎市  実行委員会 オブザーバー  吉井 俊夫

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