地方自治体議会議員の資質


現在の地方自治制度は首長と議会議員を選出する二元代表制である。この場合、議会は直接的に政策を決定する機能はない。議員内閣制においては、政府と与党で協議する場面がしばしばあるし、或いは自民党政務調査会での決定が政策に反映されることが基本となる。

しかし、地方自治ではそういう形は先ずない。そこで住民は自らの利害に関係のある具体的施策について個々に議員にその実現を依頼し、議員が行政に働きかける形態がとられることになる。


この場合、議員の資質として
1)自らを取り巻く支持者とのコミュニケーション
2)行政の担当者への口利き
が重要な要素となる。

「自らの政策的ビジョンをもとに見識を表現し、多くの住民を説得する。また、政策決定とその施行を監察して議会において論理的追求する」という二元代表制度での本来の資質と能力は一義的に求められるわけではない。


ここに二元代表制における議会と議員の問題が存在する。


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川崎市議会への関心を広げる市民の広場」に掲載中
http://www.k4.dion.ne.jp/~kmk-head/

   開催案内 「高津区選出市議会議員と市政を語る会」
    月日 5月24日(土) 10:00ー12:30
    場所 テクノかわさきホール       
  http://www.city.kawasaki.jp/guide/public/si32.htm#103_34
    (JR南武線 武蔵溝ノ口駅下車 徒歩5分 )

     主催 高津区・市政を語る会実行委員会
     〜どなたでもお気軽に参加下さい〜

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